北京の抗日戦争記念館、日本への敵意が「軟化」か―独紙

Record China    2014年1月9日(木) 9時1分

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8日、独紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングは、中国北京市にある抗日戦争記念館の展示について「日本への敵意に軟化の兆しが見える」と伝えた。写真は中国人民抗日戦争記念館。

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2014年1月8日、環球時報(電子版)によると、独紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングは、中国北京市にある抗日戦争記念館の展示について「日本への敵意に軟化の兆しが見える」と伝えた。以下はその概要。

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北京の抗日戦争記念館は、日本が犯した侵略行為の写真や資料を展示している。もちろん展示は当時の日本帝国主義やファシズムに関するもので、現在の日本人についてのものではない。展示の最後にあるスクリーンには「中国人と日本人は永遠の友人だ」と書かれ、トウ小平国家主席と日本の天皇・皇后の写真が掲げられている。

東シナ海の領有権問題をめぐり、日中の軍事衝突リスクは高まっている。両国間の外交的接触も減っているが、記念館の展示は逆に以前より「軟化」しているようだ。展示の本来の目的は、「民族復興」に向けて民衆を激励すること。民族復興は未来の計画であり、今も闘争は継続中で、歴史的な清算が必要だとしている。中国は戦争に興味はないが、19世紀に受けた屈辱を払拭するため、日本などとの領土紛争で強硬姿勢を取っているのだ。(翻訳・編集/AA)

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