デブは罪?女性ブロガー「デブピエロ」が就職差別を暴露―海南省三亜市

Record China    2007年5月21日(月) 22時21分

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2007年5月21日、「南国都市報」は海南省三亜市在住の女性・阿芳(アーファン、仮名)さんが太っていることを理由に就職差別をされていることを報道した。彼女は高校を卒業して1年近くになるが、職を探しても容姿を理由に断られてばかりだという。

2007年5月21日、「南国都市報」は海南省三亜市在住の女性・阿芳(アーファン、仮名)さんが太っていることを理由に就職差別をされていることを報道した。彼女は高校を卒業して1年近くになるが、職を探しても容姿を理由に断られてばかりだという。

阿芳さんは小学校高学年から太り始め、今では体重80kgを超えている。高校在学時には、友人から「デブタ」などのあだなで呼ばれ、苦痛だったという。

しかしそれ以上に耐え難いのが就職差別だ。阿芳さんは高校を卒業してもう1年近くになるが、いまだに職が見つからない。先週も海口市の3件のホテルに応募した。書類はあっさり通過するものの、いつも面接で落とされてしまう。彼女の体つきを一目見ただけで、人事担当者は鼻で笑って追い返す者がほとんど。ある人事担当者は「そんなに太っていたら、うちの会社のイメージを悪くする」とまで言ったという。阿芳さんは10種類以上ものダイエット食品を試してみたがどれも効果がなく、運動をやっても固太りするだけだった。

中国では阿芳さんのような悩みを持つ女性は少なくない。ホテルだけではなく、スーパーの店員やウェイトレスなど一般的な募集にも容姿が条件として明記されていることが多い。今、阿芳さんは「80kgデブピエロ」の名前でブログを公開中。同じ悩みを持つ人々と助け合いたいと話している。(翻訳/編集・KT)

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