中国はコロナ感染第2波をこのように防止している―英メディア

Record China    2020年6月28日(日) 9時20分

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英スカイニュースは22日、「これが中国が(新型コロナ感染)第2波を防ぐ方法だ―英国は教訓を学ばなければならない」とする記事を掲載した。写真は北京市内。

中国中央テレビのニュースサイトの22日付報道によると、英スカイニュースは22日、「これが中国が(新型コロナ感染)第2波を防ぐ方法だ―英国は教訓を学ばなければならない」とする記事を掲載し、「英国は新型コロナ感染の第1波において中国からの教訓を学び応用するのが遅れた。第2波では同じ間違いをするべきではない」と報じている。

50日以上にわたり新規感染者が出ていなかった中国・北京で今月11日以降、市内最大の食品卸売市場「新発地」に関連する集団感染が発生している。

これについて、記事は、「北京の反応は、それをどのように封じ込められるかについて教訓を提供している」とし、「最も重要な側面は速度であり、それは対応のすべての部分に貫かれている。北京は学校を閉鎖し、フィットネスジムやバー、その他の場所にさまざまな制限を課すことをためらわなかった」とした。

続いて、「速度はまた、キャパシティー構築にも重要だ。感染者数が少ない場合、大規模な防疫インフラは必要ない。だが感染の波が到達した際には、政府は迅速にスケールアップする準備が求められる。北京は過去2週間で、26のPCR検査機関を新設し、検査能力を2倍にし、1日当たりの最大検査可能数は23万件に達した。複数の人から集めたサンプルを1本の試験管で検査するため、検査能力は実質的にほぼ100万人分となっている。これまでに230万人にPCR検査を実施している。大規模な接触追跡プログラムと組み合わされ、すでに数十万人が追跡され、検査を受けるように通知されている」とした。

さらに、「中国は、英国のように連絡先追跡に悩まされていない。携帯電話ネットワークに加入者の位置データを提供するよう求めている」とした。

そして、「ある中国人の同僚は感染拡大前、新発地市場から6キロ離れた場所で交通渋滞に巻き込まれた。それから8日後、同僚の健康コードは緑色から黄色に変わり、自宅にとどまるよう求められた」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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