<卓球>「衝撃だった」日本選手が中国選手を大絶賛! 中国ネット「一流は一流を知る」「彼は神」

Record China    2020年6月23日(火) 15時50分

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卓球男子の水谷隼(31)が中国選手を称賛したと、中国で注目を集めている。写真は張継科。

卓球男子の水谷隼(31)が中国選手を称賛したと、中国で注目を集めている。

水谷はこのほど卓球専門誌「卓球王国」の最新号の中で「現代卓球を変えた男 2011年、張継科(ジャン・ジーカー、32)」の監修と解説を担当。2011年の世界選手権ロッテルダム大会男子シングルスについて「張継科の優勝で世界の卓球は劇的に変わった。あれは衝撃だった」と評した。

また、同誌では張が現代卓球を変えた三つのこととして、「チキータを強力な武器へと進化させ、サービスを持ったら絶対有利という卓球界の常識を変えた」「YGサービスをメインで使い、3球目バックハンドへのパターンを確立させて中国選手のプレースタイルを変えた」「カリスマ性と勝利のパフォーマンスで熱狂的なファンを生み出し、従来のチャンピオン像を変えた」を挙げている。

中国のスポーツメディア・新浪体育は「日本の男子卓球の主力が張継科を大絶賛:彼は現代卓球を変えた」と題して詳報。騰訊網は「張継科はまだ忘れられていなかった!中国代表の主力から2年近く遠ざかるもなお、日本のライバルから称賛される」と伝えている。

中国のネットユーザーからは「やはり一流は一流を知るということか」「的確な評価だ」「真のプロはみな張継科の技術と貢献を高く評価している」「確かに彼の登場は大きな衝撃だった」「張継科の卓球界への影響力は容易に見て取れる。技術面にしても、卓球の普及にしても」「人気も実力も兼ね備えたスーパースターだ」「自分に自信を持っているのが何より素晴らしい」「大げさでも何でもなく、彼は神のような存在」といった声が上がっている。

張継科は1988年2月16日生まれ。中国青島市出身。2011年の世界選手権ロッテルダム大会に続き、12年のロンドン五輪男子シングルスでも優勝。五輪、世界選手権、ワールドカップ(W杯)で優勝するいわゆる「大満貫(グランドスラム)」を達成した数少ない選手。甘いマスクと気迫みなぎるパフォーマンスが国内外で人気を博す一方、14年のW杯優勝時には喜びのあまり会場の広告を蹴って破壊し、賞金の4万5000ドルを没収された。18年の韓国オープンでは、対戦相手が3度も変更されるという運営側の不手際に不満を抱き大会を棄権した。(翻訳・編集/北田

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