駐英中国大使「ヴォルデモートの例えで注目集まった」=「平和願うなら南京でざんげせよ」―中国外交部

Record China    2014年1月10日(金) 12時42分

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9日、日中両国の駐英大使が、英紙上で互いをハリー・ポッターの悪役「ヴォルデモート卿」に例えた言い争いを繰り広げている。このほど、中国外交部のウェブサイトに劉駐英中国大使のインタビューが掲載された。資料写真。

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2014年1月9日、日中両国の駐英大使が、英紙上で互いをハリー・ポッターの悪役「ヴォルデモート卿」に例えた言い争いを繰り広げている。このほど、中国外交部のウェブサイトに劉暁明(リウ・シァオミン)駐英中国大使のインタビューが掲載された。以下は劉大使の発言内容。

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英紙への寄稿とインタビューの後、英国メディアと国民から多くの反響があった。あるメディアは、中国が日本の軍国主義をハリー・ポッターの「ヴォルデモート卿」に例えたことが、欧米からの大きな注目を集めたと伝えた。また、英国民からは「ドイツの指導者がナチスを記念するような行動を取ることは想像もできない」という声があった。別の読者からの手紙には「劉大使の論述は、日本による中国侵略の歴史と、日本が歴史の罪を悔い改めることを拒むという誤りについて、西欧の人々が理解するのに役立った」と書かれていた。

日本からの反論文があることも知っている。安倍首相の行為を全力で擁護しているが、弱々しい弁解にすぎず、反論するに値しない。日本軍国主義の発動した侵略戦争については、歴史的に結論が出ているということを強調しておきたい。靖国神社問題の本質とは、日本が軍国主義による侵略の歴史を正確に認識し、反省できるかということだ。日本の一部政治家は、民主や自由、平和を口にする一方で、軍国主義の亡霊をよみがえらせ、侵略と植民の歴史を美化しようとしている。これはアジアの安定と安全を失わせる根源である。

安倍首相による参拜は、決して日本の内政や個人の問題などではない。真に隣国に対して敬意を持ち、再び戦争を起こさないと誓い、アジアの隣国との関係を改善したいと願っているならば、靖国神社で悪魔を拝むのではなく、南京大虐殺記念館で心からのざんげをするべきだ。

中国人は平和を熱愛し、中国は侵略による対外拡張の歴史を持たず、今日においても軍拡競争には決して参加しない。我々は、平和を愛し、正義を主張する力とともに、地域の平和と安定を守り、世界の平和と繁栄を推し進めていきたい。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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