Record China 2020年6月24日(水) 16時0分
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24日、韓国・ニュース1などによると、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が、韓国への軍事行動計画の履行を保留することを決定した。写真は南北軍事境界線上にある板門店。
2020年6月24日、韓国・ニュース1などによると、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が、韓国への軍事行動計画の履行を保留することを決定した。記事は、「金委員長がこのような決定を下したことで、今後、北朝鮮が対南(対韓国)攻勢を弱めることになるか注目される」と伝えている。
記事によると、朝鮮労働党の機関紙・労働新聞は同日、同党中央軍事委員会の予備会議が23日に行われたと報道。「最近の情勢を評価し、朝鮮人民軍総参謀部が党中央軍事委員会の会議に提出した対南軍事行動計画を保留した」と伝えた。ただ、保留した理由や背景については触れていないという。
朝鮮人民軍総参謀部は17日、北朝鮮南西部・開城(ケソン)への軍部隊の展開や、非武装地帯(DMZ)から撤去した軍の監視警戒所(GP)の再設置、韓国への対抗措置としてのビラ配布支援などの軍事行動計画を発表。党中央委員会の批准を受けた後、実行するとしていた。
このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「ひとまず安心した」「金委員長は良い決断をした。争う理由はない」「良い決断だ。南北は一つだ」などといった声が上がっている。
一方、「今後も何が起こるか分からない。韓国は自主防衛能力を高めるべき。北朝鮮は信じられない」と北朝鮮への警戒の声も。
その他「結局、(予告していた)対南ビラ配布は緊張を与えるための名分だったということ?」「ある程度は予想されたストーリーだったが、展開が速くないか?」などといったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/関)
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