Record China 2020年6月25日(木) 12時30分
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中国の競泳選手・孫楊のこれまでの人生を映画化するプロジェクトが進行していることが明らかになり、ネット上では疑問や反対の声が多く上がっている。
中国の競泳選手・孫楊(スン・ヤン)のこれまでの人生を映画化するプロジェクトが進行していることが明らかになり、ネット上では疑問や反対の声が多く上がっている。
第73回カンヌ国際映画祭の併設マーケット「マルシェ・ドゥ・フィルム」がオンラインで開催中だが、ここに世界各国から集まった約3000作品の中にタイトルがあったことを、中国の国営テレビ・中央電視台(CCTV)の映画チャンネルが24日に報じている。
仮タイトル「孫楊伝」とされたこの映画は、水泳を始めた幼少時代からの生い立ちをはじめ、近年の世界的な話題になったトラブルまで描くもの。2021年にクランクインを予定し、監督やキャストについては未発表となっている。
中国を代表するアスリートの孫楊だが、2018年9月にドーピング検査で容器をたたき割って検体を提出しなかった疑いで、今年2月にはスポーツ仲裁裁判所(CAS)から8年間の出場資格停止処分を言い渡された。また、過去にも自動車の無免許運転や外国人選手との接触騒ぎなど、さまざまなトラブルが報じられてきた。
映画「孫楊伝」制作の話題について、ネット上では賛成や歓迎の声よりも、疑問や反対を示す声が圧倒的に多い。大手ニュースサイトのコメント欄には、「どこにニーズがあるか分からない。興行収入が今から楽しみ」「これ以上、私たち国民の神経を逆なでする行為はしないほうがいい」「反面教師という意味では、最高の教材になりそうだ」「ある意味ここまで世界に名を轟かせたのだから、映画化する価値はありそうだ」「リスクが高すぎて演じる俳優がいない」といった声が集まっている。(Mathilda)
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