Record China 2020年6月26日(金) 10時20分
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仏RFIは24日、「野生動物食」が新型コロナウイルスの感染源として疑われる中、中国・玉林市で夏至の時期に毎年開催される「犬肉祭り」が今年も開催されたようだと伝えている。写真は玉林の犬肉料理。
仏RFIの中国語版サイトは24日、野生動物など一般的な家畜や家禽ではない「野味」の食用が新型コロナウイルスの感染源として疑われる中、中国広西チワン族自治区玉林市で夏至の時期に毎年開催される「犬肉祭り」が今年も開催されたようだと伝えている。
記事はまず、「台湾・中央通信社の24日付報道によると、中国当局は新型コロナウイルス発生の責任を『野味』に帰し、捕殺行為を強力に取り締まると表明している。だが新型コロナウイルスの流行が終息しない中、批判を浴びている広西玉林の犬肉祭りは相変わらず開催された。目撃した人たちによると、現地ではマスクをせずに犬肉を処理する業者の姿が少なからず見られた」とした。
そして、「中国は土地が広く物産が豊富で、物産や風習も各地で異なり、各地の祭りはとても人気がある。だが毎年夏至の時期に開催される広西玉林の犬肉祭りは、全世界の動物保護団体や愛犬家から批判され、近年では中国の人々からも反対の声が少なくない。今年は新型コロナウイルスの流行により、物議を醸してきたこのイベントに終止符が打たれるのではないかと期待が寄せられていた。だが中国本土や海外のメディアの報道を見ると、中国の中央政府、広西チワン族自治区政府、玉林市政府のいずれもが阻止に乗り出さない中、イベントは『玉林茘枝狗肉節(玉林ライチ犬肉祭り)』との名称で、6月21日の夏至当日に始まり、7~10日間続く予定だ」などと伝えている。(翻訳・編集/柳川)
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