Record China 2014年1月13日(月) 19時2分
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10日、昨年10月に米ABCテレビのトーク番組で男の子が「中国人を皆殺しにしよう」と発言したことを受け、在米華人が番組の打ち切りと正式な謝罪を求めていた問題について、米政府が正式に回答した。写真はホワイトハウス。
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2014年1月10日、昨年10月に米ABCテレビのトーク番組で男の子が「中国人を皆殺しにしよう」と発言したことを受け、在米華人が番組の打ち切りと正式な謝罪を求めていた問題について、ホワイトハウスが正式に回答した。中国新聞網が伝えた。
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2013年10月16日、米ABCテレビのトーク番組で、男の子が「中国人を皆殺しにしよう」と発言し、司会のジミー・キンメル氏が「面白い考えだ」と述べたことに対し、在米華人からの抗議が殺到していた。
ホワイトハウスの請願受け付けサイト「We the People」には、米国政府による調査や番組の打ち切りと謝罪を求める請願が集まり、1カ月以内に10万人の署名が集まったため、ホワイトハウスは規定どおり対応することとなっていた。
1月10日夜、美東華人社団聯合総会の花俊雄(ホア・ジュンシオン)常務副主席が記者に転送したホワイトハウスからの返信メールには、「関係者の謝罪と番組の打ち切りを請願された件について、関係者はすでにそれぞれ謝罪を行いました。司会のジミー・キンメル氏も番組中で謝罪し、反省文を提出しました。ABCテレビはネット上から当該の番組を削除し、同社は番組の審査の変更を詳細に説明しています。大統領は、中国の平和的台頭を歓迎すると述べており、ご指摘の評論は米国の主流意見を反映したものではありません」と書かれていた。
また、「連邦政府はABCに番組の打ち切りを強制することはできません。他人の気分を害する可能性があったとしても、憲法は言論の自由を保証しています。さらに踏み込んだ審査がご希望であれば、連邦通信委員会にご意見をお寄せください」と述べられていた。
ABCテレビは昨年11月10日に、ウェブサイト上で公開謝罪し、審査を強化した上で同種の事件の発生を根絶すると述べ、問題となった番組のコーナーの廃止を決定した。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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