中国人の間で流れる“米国伝説”=「華人は米国で2等公民になるしかない」―中国メディア

Record China    2014年1月16日(木) 10時33分

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12日、新浪教育は「華人は米国で2等公民なのか?」と題するブログ記事を掲載した。写真はニューヨークのチャイナタウン。

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2014年1月12日、新浪教育は「華人は米国で2等公民なのか?」と題するブログ記事を掲載した。以下はその概要。

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中国人の米国への理解は、米国人の中国への理解よりも進んでいるというが、中国と米国の距離が離れていることや、言語、民族の違いから、中国人の間には多くの“米国伝説”が生まれている。その中の一つが、「華人の移民は米国に行くことに何の得があるのか?米国社会に溶け込むことができず、“2等公民”になるしかない!」というものだ。

米国には百年余り前まで“2等公民”が存在した。当時、40歳以上で財産のある白人男性のみが投票権を有しており、女性や子供、少数民族、財産のない白人を含むその他の人は“2等公民”とされた。しかし、このような状況はすでに米国からなくなっており、米国社会で「蔑視」は非常に敏感な言葉となっている。

もし、米国で“2等公民”にしかなれないと証明できれば、そうさせている法律は不当とされ、天文学的な数字の賠償金が支払われるだろう。ニューヨークからサンフランシスコに引っ越したければ、荷物を持ってくればいい。大家は民族や性別、年齢で拒否することはできない。ニューヨークに住む米国公民は18歳で選挙権と被選挙権がもらえるし、米国では何人子どもを生んでも構わない。生み過ぎて育てられなくても、政府が援助してくれるため、子どもがひもじい思いをすることもない。

華人は米国で、すべての米国人と同様に生活し、働き、学び、税金を納めており、国会議員や政府高官、州知事になることも可能だ。華人が大統領になったケースはないが、黒人の大統領も誕生している。華人が大統領になるのも時間の問題だろう。貧しかろうが金持ちだろうが、華人が米国で “2等公民”になることはない。だからこそ、多くの人が米国に移民したがるのだ。(翻訳・編集/北田

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