Record China 2014年1月16日(木) 22時42分
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13日、金融投資報は、「アップルは中国人を理解していない」と題する記事を掲載した。写真は銀座のアップルストア。
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2014年1月13日、金融投資報は、「アップルは中国人を理解していない」と題する記事を掲載した。
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中国人が金持ちだということは世界の常識となっているが、多くの外国ブランドは「中国人はたとえ金持ちでも安いものが好きだ」ということを知らない。中国人を理解しているのはカルフール、ウォルマート、イトーヨーカドー、イケアであり、理解していないのはアップルだ。
1月10日、アップルはアップルストアや中国のネットショップでイベントを行い、iPhone、iPad、Macなどが値下げ価格で販売されたが、イベントはわずかに1日だけだった。iPhone5sや5c、iPhone4などが350元(約6000円)値下げされた。しかし、この種の値下げは多くのアップルファンにとってあまり意味のないものだ。なぜなら、別のルートで購入した方がさらに安く手に入るからだ。
アップルは人気があるため大幅な値下げを好まないが、これこそが多くの中国のアップル販売店で販売が伸び悩む原因の一つだ。イケアは中国市場で試行錯誤の末、低価格路線を進むことを決めて成功した。世界ではクリスマスの時期しか行わないセールを、中国では頻繁に行っている。そのため、イケアはどこで店を開いても人気なのだ。
アップルは確かに多くのファンがいるが、正規の販売店で購入するのはそのうちのどれくらいだろうか。アップルは安売りすることでのブランド価値の低下を恐れている。これも一つの戦略であり、理解できる。中国の広大な市場において、何が正しいかについて絶対は存在しない。アップルはサムスンに中国市場のシェアをとられても金に困らない。必要なのは“面子”なのだ。(翻訳・編集/北田)
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