タイ反政府デモ隊の「首都封鎖」、参加者は減少―バンコク

Record China    2014年1月14日(火) 15時32分

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14日、バンコクで反タクシン派野党民主党のステープ元副首相を中心とした反政府デモ隊が主要交差点や政府施設を占拠してから一夜明け、占拠は続いているものの規模は縮小している。

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2014年1月14日、バンコクで反タクシン派野党民主党のステープ元副首相を中心とした反政府デモ隊が主要交差点や政府施設を占拠してから一夜明け、占拠は続いているものの規模は縮小している様子だ。

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反政府デモ隊は「我々は勝利するまでバンコクを閉鎖し続ける」との声明を出している。インラック首相の即時辞任と2月2日に予定されている総選挙の延期を求めているが、政府側との対話による解決ではなく実力行使で目的を果たす考え。

アソークの交差点ステージ周辺のデモ参加者は、路上のテントで一夜を明かしたせいか前日に比べると疲れ気味。体力消耗戦の様相を呈している。前日は路上を埋め尽くす程の民衆が占拠し、移動にも事欠く状況だったが、今朝は空きスペースが目立つ。また、特設ステージで行われていた演説やコンサートは行われておらず、前日の映像などを大型ディスプレィで再生しているだけとなっている。

現地メディアによると、インラック首相が反政府デモ隊に対し、選挙の時期について話し合いを呼びかけたとのことだが、デモ隊側からの公式な反応はなく、デモの長期化も懸念されている。(取材編集/Global News Asia・撮影/太田雅幸)

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