中国人留学生「日本人に対する見方が変わった」、日本の中学生がした小さなこと―中国メディア

Record China    2014年1月16日(木) 9時2分

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15日、法制網は、日本の中国人留学生の体験談を掲載した。資料写真。

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2014年1月15日、法制網は、日本の中国人留学生の体験談を掲載した。

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猛冬(モン・ドン)さんは、千葉県の大学に留学して半年の中国人大学院生だ。猛さんは「最近は毎日、母親から早く帰国するように言われている」と話す。原因は緊張を続ける日中関係だ。

日本への留学を思い立ったとき、日中関係はすでに悪化していたが、自動車工学を学びたかった猛さんは、反対する家族を説得して留学を決めた。それでも、出発前に母親からかけられた「くれぐれも安全に注意して。特に、日本人と政治について話してはいけないよ」と言われたことは胸に残っていた。

半年が過ぎ、猛さんは家族の心配がとり越し苦労だったと感じている。「実際のところ、日中関係は生活に何の影響もなかった。少なくとも私個人から見れば、日本の一般の人は政治への関心は高くなく、中国人にもとても友好的」と話す。とはいえ異国の地、しかも日本で不安がなかったわけではない。

日本に来たばかりのころ、猛さんの日本人に対する見方が変わったある出来事があった。ある朝、猛さんは千葉県のある公園に中国人の友達を訪ねて行った。しかし、道がわからなくなってしまい、彼は中学生を呼びとめて道を尋ねた。猛さんが日本に来たばかりの中国人だと察すると、その中学生は猛さんをわざわざ目的地まで案内してくれた。これはとても小さなことだが、猛さんは非常に感動したのだという。(翻訳・編集/北田

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