ストリートバスケの魔術師が中国で見せたある挑発プレーが物議=ネット「やられたら蹴り入れる」

Record China    2020年7月8日(水) 21時50分

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6日、観察者網は、ストリートバスケの達人のあるプレーに対し、中国のネット上で批判の声が出ていると伝えた。

2020年7月6日、観察者網は、ストリートバスケの達人のあるプレーに対し、中国のネット上で批判の声が出ていると伝えた。

記事によると、この達人は「魔術師」「ザ・プロフェッサー」とも呼ばれるグレイソン・バウチャー氏。多くのプロバスケットボール選手もバウチャー氏のファンを公言している。バウチャー氏は世界中でストリートバスケの普及に努めているが、少し前に中国の大学を突然訪れて、中国のバスケ愛好家と1対1のプレーを楽しんだ時の動画が物議を醸している。

動画で、バウチャー氏は「絶妙で流れるような」ボールテクニックを披露。相手もどうディフェンスすればよいか分からない状態だった。このテクニックには多くの中国人ネットユーザーも称賛を送っているが、この中で、対峙する相手選手の頭にボールを当ててその跳ね返りを再びキャッチするというプレーが論争の的になったようだ。

記事によると、中国のネットユーザーからは「人に対する尊重を知らない」「頭めがけてボールを投げるのは侮辱を意味している」「頭にぶつけられたらファウルで報復してやればいい」「テクニックによって地面に倒されたらすごいと思うだろう。だが、頭にボールを投げつけられたら、申し訳ないが蹴りを入れる」など、批判的なコメントが多く寄せられたという。

一方で、「米国では頭にボールを当てることがストリートバスケの文化になっていて、みんなよくやる。相手への尊重うんぬんの意味はない」と指摘するユーザーや、「この動作には技術を見せつけること、相手のディフェンスに問題があると注意を促していること、相手を挑発する心理作戦の意味が考えられる」と見るユーザーもいたという。

このほか、ストリートバスケと実際のバスケットボールを比較して、「やっぱりプロバスケのやり方の方がいい」などの意見もあったそうだ。(翻訳・編集/山中)

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