Record China 2014年1月24日(金) 6時50分
拡大
21日、日本と中国というアジア2大国の対立が深まっているが、対立は歴史問題にとどまらない。写真は瀋陽にある第2次世界大戦期に旧日本軍が欧米人捕虜を収容した施設。
(1 / 2 枚)
2014年1月21日、マレーシア華字紙・南洋商報はこのほど、日本と中国というアジア2大国の対立が深まっているが、対立は歴史問題にとどまらないと指摘した。安倍首相が靖国神社を参拝したことで中国は第2次大戦後の歴史的価値観の重要性を主張しているが、現実的な利益やアジア各国を巻き込む地政学的な駆け引きなど、様相は複雑さを増している。中国新聞社が伝えた。
【その他の写真】
中国の主張もあって、日本の同盟国である米国が日本に対し「失望」を表しているほか、ロシアは中国と同じ立場をとることを表明し、東南アジア諸国も安倍首相に対して遺憾の意を表しており、日本と同様に「歴史的な過ち」を犯したドイツも歴史を直視するよう日本に求めている。
しかし、中国は急成長を遂げ、経済力で日本を上回り、米国に次ぐ存在となったことから、多くの国が中国の台頭に敏感になっており、状況は混戦の様相を呈している。米国は中国を警戒する戦略的同盟関係を重視する「アジアリバランス戦略」を進め、日本はそのための重要な存在となっているため、歴史観よりも現実主義的な利益が優先されている。(翻訳・編集/岡田)
この記事のコメントを見る
Record China
2014/1/22
2014/1/18
2013/12/4
2013/12/21
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る