2014年1月16日、春節（旧正月）を間近に控え、中国ではボーナスの季節となった。多くのネットユーザーが年末ボーナスの中身をネット上で公開している。「セロリ2束」「長期休暇と乗車券」「洗面用具やトイレットペーパー」など、極めてユニークな各種ボーナスに関する話題がネット上に溢れ、ネットユーザーからツッコミが寄せられている。重慶晨報が伝えた。

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重慶で働く新社会人の「Hombar_盖世英雄」さんは、セロリ2束を年末ボーナスとして受け取り、「こんな奇妙なボーナス、聞いたことあります？青々としたみずみずしいセロリの大束2つ。故郷を離れて仕事をしている私に、一体どうしろと？」と書き込んだ。 ネットユーザー「Mr-Tempo」さんはこれに対し、「セロリは神様のような食材だ。炒める以外に食べる方法などないよ！それにしても、こんなユニークなボーナスは今までに聞いたことはない」とコメントした。

ネットユーザー「楊双魚是魚座」さんは、「切符が手に入りにくいので、春節に帰省するのは大変。だから会社は、帰省用の鉄道切符または航空券を社員に無料で配布してくれた。本当に配慮の行き届いた、心の優しい会社だ。無料の帰省チケットと長期休暇が、うちの会社の年末ボーナスで、春節休暇は23日間も与えられる。実家に帰り、両親にゆっくり親孝行ができる」と述べた。このような「カスタムメイド」型ボーナスは、多くのネットユーザーから高く評価された。

年末ボーナスのほか、新年パーティーで抽選会を行い、社員にプレゼントを贈る会社もある。「我小馬甲」さんは、「ある企業では新年パーティーの抽選会で、現金、iPad、高級車などが社員にプレゼントされるそうだ。そんななか、私の会社の抽選会1等賞は何だと思いますか？なんと、洗面用品一式です！1等賞の内容は、洗濯用液体石けん、洗剤、透明石けん、柔軟剤で、2等賞は、石けん、タオル、歯磨き、歯ブラシだった…」と投稿した。

「私も結構ラッキーだった。トイレットペーパーが当たったのだから！」と続けた「我小馬甲」さんは、空くじを引いて手ぶらで帰った同僚もいたことを思うと、十分満足しているという。（提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤）