Record China 2020年7月10日(金) 10時50分
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10日、韓国・聯合ニュースなどによると、9日に行方不明になっていた同国の朴元淳ソウル市長が10日、遺体で発見された。自殺の可能性が高いとみられている。写真は朴市長。
2020年7月10日、韓国・聯合ニュースなどによると、9日に行方不明になっていた同国の朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が10日、遺体で発見された。自殺の可能性が高いとみられている。
警察は、朴市長の姿が最後に確認された、韓国・大統領府近くの北岳山一帯を捜索。午前0時頃、山中で遺体を発見したという。
9日午後5時過ぎ、朴市長の娘が「4~5時間前に父が遺言のような言葉を残して家を出ていった。携帯電話の電源が切れている」と警察に通報。朴市長はこの日午前10時半過ぎに黒いリュックサックを背負って市長公邸を出たことが分かり、警察と消防は隊員約770人を動員したほか、ドローンや捜索犬なども投入して捜索に当たっていた。
また、記事によると、朴市長をめぐっては、元秘書が市長からセクハラ行為を受けたとして警察に告訴していたという。
朴市長は弁護士出身で、2011年にソウル市長に初当選し現在3期目。2022年の次期大統領選の有力候補ともみられていた。
このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「残念だ。なぜこのようなことになったのか…。言葉が見つからない」「今年の政治ニュースの中で一番衝撃的だ」などと驚きが広がっており、「公益のために生涯をささげた人だった」「故人の冥福を祈る」「本当に一生懸命仕事をしていた」と死を悼む声も多く上がっている。
また、自殺の可能性が高いと報じられていることに、「いくら辛くてもなぜこんなことを…」「人生をこのように投げ出してはだめ」などといったコメントが寄せられている。
また、朴市長が死の直前に元秘書から告訴されていたことに関連し、「間違ったことをしたのならば、生きて償うべき」「被害を訴えている前秘書のケアも必要だ」などといった声も上がっている。(翻訳・編集/関)
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