人民網日本語版 2020年7月15日(水) 20時0分
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動画サイト「bilibili」は10日、キャリアロケット「快舟11号」による初の衛星打ち上げが失敗したことについて、「動画衛星の打ち上げ計画は継続する」とコメントした。写真はbilibili。
動画サイト「bilibili」(ビリビリ)は10日、キャリアロケット「快舟11号」による初の衛星打ち上げが失敗したことについて、「ビリビリの動画衛星の打ち上げ計画は継続する。次の打ち上げも計画しており、日時は別に通知する。がんばれ、中国の宇宙事業」とコメントした。北京日報アプリが伝えた。
10日12時17分、ビリビリの動画衛星が中国の酒泉衛星発射センターでキャリアロケット「快舟11号」に搭載されて打ち上げられたが、ロケットの飛行に異常が生じ、打ち上げ任務は失敗に終わった。具体的な原因については目下、分析と詳細な調査が行われている。
今回は「快舟11号」ロケット初の打ち上げで、低コストでスピーディーに低軌道・太陽同期軌道の小型宇宙船を打ち上げることが目標とされ、計画では1回の打ち上げにかかる費用は1キログラムあたり1万ドル(約107万円)以下だった。
ビリビリの説明では、今回キャリアロケットで打ち上げられた衛星は毎日地球を15周し、3Dイメージング機能を有し、高精度で地球の情報を取得するリモートセンシングを実現し、地球のオーロラが観測できるとともに、月や土星などの天体の観察も可能で、主に動画共有サイトの科学普及活動に利用されるものだ。また、ビリビリは衛星のオーダーメイド画像撮影パックも打ち出す計画で、ユーザーのニーズに合わせた撮影業務が可能としていた。
今回はリモートセンシングを行う「ビリビリ動画衛星」と一緒に「センチスペース1号システムS2星」衛星も搭載され、総重量は280キログラムだった。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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