Record China 2014年1月22日(水) 23時32分
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21日、アメリカ情勢に詳しい台湾淡江大学の陳新一教授は、日中の緊張関係は短期間で改善しないとの見通しを示した上で、「小規模の武力衝突が発生すれば、中国は『絶対に負けられない』プレッシャーを背負うことになる」と指摘した。写真は中国空軍の演習。
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2014年1月21日、環球時報(電子版)は、アメリカの政治情勢に詳しい台湾人専門家の発言として、「日中間で小規模の武力衝突が発生すれば、中国は『絶対に負けられない』プレッシャーを背負うことになる」と指摘した。
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この発言は、台湾淡江大学の陳新一(チェン・シンイー)教授が香港・中評社の取材に対し行ったもの。
陳教授は、安倍首相が靖国参拝の意向を事前に米国に伝えていたとされることについて、「オバマ政権は即座に『失望』との声明を出したが、参拝を断固阻止することまではしなかった」とした上で、「日米関係はすぐに元の良好な状態に戻るに違いない」との見解を示した。
一方、中国政府が外交官40人余りを通じて、世界各地で日本批判を展開したことについて、陳教授は「日中関係はこれ以上悪くなりようのない状態にまで至った。小規模な武力衝突が起きる可能性もある」と指摘した上で、「そうなれば、高性能無人機を持ち、米国の支持を後ろ盾とする日本に対し、中国は『絶対に負けられない』プレッシャーを背負わされる」と述べた。
陳教授はまた、領土争いの存在を認めるよう日本側に求める中国と、対話に前提条件を設けないとする日本の立場が対立していることから、日中の緊張関係は短期間で改善しないとの見通しを示した。(翻訳・編集/NY)
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