Record China 2020年7月15日(水) 20時30分
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中国の女優チン・ラン(秦嵐)がこのほど、メディアのインタビューで語った結婚観がネット上で話題になり、報道記事には4万件を超えるコメントが寄せられている。
今月40歳の誕生日を迎えるチン・ランは、2018年に社会現象化する人気となった時代劇ドラマ「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」で、自分付きの侍女になったヒロイン・瓔珞を優しく、時には厳しく教え導く皇后役を好演。これをきっかけに再ブレークを果たした。
このほどメディアのインタビューで、40歳を迎える心境を語ったチン・ランだが、恋愛および結婚観について「仕事と同じく、自然の流れに任せて強く求めない」とコメント。結婚については、これまで何度も周囲から勧められたことがあるといい、「結婚しないのは無責任と言われたけれど、理解できない。結婚のために結婚することこそ無責任だと思う」と語り、「子どもを産むのは義務」という今も根強い通念に対して、「私が私の子宮を使うかどうか、あなたには関係ないと言いたい」と強く言い放っている。
この言葉がネット上で話題になり、「自分を肯定する正しい考え」「こう言える自信を持てることがすばらしい」「さすがは賢明な皇后」「中国ではまだまだ上の世代が結婚を押し付けてくるが、時代の変化を少しは理解すべきだ」など、ニュースサイト・新浪(SINA)の記事コメント欄はチン・ランを支持する声が圧倒的多数で、4万件を超えるコメントが寄せられている。
なお、ニュースサイトの網易(Net Ease)ではアンケート調査を実施しており、15日の時点で「言葉は強いが説得力がある。チン・ランの価値観を支持する」が60.2%、「言葉が過激すぎる。多くの人がチン・ランほどの自信を持てるわけではない」が39.8%となっている。(Mathilda)
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