Record China 2020年7月17日(金) 22時40分
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16日、百度に、日本がステルス戦闘機の自主開発を目指す背景には「真の狙い」があるとする文章が掲載された。写真はF-2(出典:航空自衛隊 https://www.mod.go.jp/asdf/)。
2020年7月16日、中国のポータルサイト・百度に、日本がステルス戦闘機の自主開発を目指す背景には「真の狙い」があるとする文章が掲載された。
記事は、米軍事メディア・ディフェンスニュースの報道として、日本の防衛省が先ごろF-3と思われる新型ステルス戦闘機の製造計画表を政府に提出したと紹介。計画によればプロトタイプ初号機は2024年に製造を開始し、初飛行は28年、量産開始は31年度を予定していると伝えた。
一方で、「米国が日本の戦闘機研究開発に対して制限をかけていることは明らかで、これまでにも日本が打ち出した自前の戦闘機開発が失敗に終わっていることから、F-3の開発についても日本単独で実施するのは非常に難しい」との見解を示している。
また、日本が現在、再び国産戦闘機の開発計画を打ち出した背景には「米国のF-22戦闘機を手に入れたい」という思惑があると解説。米国がF-22を売らないのであれば自分たちで開発するという意思を示すことで、米国に同意を迫ろうとしているのだと説明した。
そして、これまで外国に一度も売却したことがないF-22を日本が執拗に欲しがる理由として記事は、「米国がF-22の代わりに日本に大量売却しようとしているF-35は空中戦能力が高くないローエンド製品であり、日本が求めている空中戦に強いステルス戦闘機はF-22を置いて他にないため」としている。
記事はさらに、仮に日本が自前のステルス戦闘機を開発する場合、米国との共同開発をという条件を飲む他に、現在問題になっている駐留米軍の費用負担問題やイージス・アショア配備問題で米国に譲歩する必要があるとの考えを示すとともに、「日本は自国の必要に合った戦闘機を作る以前に、米国のニーズに合わせる必要がある。米国が同意しなければ開発は実現しないのだから」と論じた。(翻訳・編集/川尻)
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