「長征5号遥4」が打上エリアへ、中国初の火星探査任務―中国メディア

人民網日本語版    2020年7月20日(月) 11時0分

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17日、キャリアロケット「長征5号遙4」が中国文昌航天発射場の完成技術区で組み立てとテストを終えた後、垂直姿勢のまま打ち上げエリアへ運ばれた。

中国国家航天局(宇宙局)がこのほど明らかにしたところによると、7月17日、キャリアロケット「長征5号遙4」が中国文昌航天発射場の完成技術区で組み立てとテストを終えた後、垂直姿勢のまま打ち上げエリアへ運ばれた。計画では7月下旬から8月上旬までの間にタイミングをみて打ち上げられ、中国初の火星探査任務を遂行する予定だ(惑星探査プロジェクトは「天問1号」の任務)。新華社が伝えた。

「長征5号遙4」は5月末に同発射場に運ばれた後、飛行任務に基づいて打ち上げプロセスのテストを行い、組み立てやテストなど各種の準備作業を次々に完了した。今月17日午前には、移動式打ち上げプラットフォームは発射場の垂直テスト作業現場から出発、安定した状態で約2時間運転を続け、その後、打ち上げエリアまで安全な状態で運ばれた。今後、機能検査と接合テストを完了した後、最終的な状態を確認し、推進剤を注入し、計画通りに打ち上げられる見込みだ。

今回の任務は「長征5号」シリーズ初の応用任務であり、中国初のキャリアロケットによる地球-火星間トランスファ軌道への打ち上げ任務でもある。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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