「陳情令」外しはシャオ・ジャンの騒動のせい?「中国3大ドラマ賞」の選考にファンから不満も

Record China    2020年7月19日(日) 19時0分

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「中国電視金鷹奨」のノミネートリストに昨年ヒットした「陳情令」と「慶余年」が含まれないことから、歌手で俳優のシャオ・ジャンのトラブルが影響しているのではないかと、ファンから不満の声が上がっている。

中国の3大テレビドラマ賞の1つ、30回目を迎える「中国電視金鷹奨」のノミネートリストに、昨年ヒットした「陳情令」と「慶余年」が含まれないことから、歌手で俳優のシャオ・ジャン(肖戦)のトラブルが影響しているのではないかと、ファンから不満の声が上がっている。

今年10月に発表予定の「中国電視金鷹奨」が17日、今回のノミネート作品を発表。「瓔珞~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」「明蘭~才媛の春~」「長安24時」など人気ドラマが並ぶ中、昨年夏に大ヒットした「陳情令」、同じく昨年の話題作「慶余年」が含まれていないことがネットユーザーに注目されている。

「陳情令」はシャオ・ジャンの主演作で、「慶余年」には脇役として出演。なお、同じく3大テレビドラマ賞の1つで8月発表の「白玉蘭奨」でも、「陳情令」はノミネートから外れている。

シャオ・ジャンについては今年2月、同人小説のプラットフォーム「AO3」の投稿小説の内容をめぐって、シャオ・ジャンの熱狂的なファンが抗議したことが中国政府のネット検閲システムまで動かした「227事件」が発生。ファンの異常行動に足を引っ張られる形で活動を制限され、事態はまだ完全には収束していない。

アジア中でブームを巻き起こした「陳情令」がノミネートから外れたのは、シャオ・ジャンの騒動のせいではないかと、純粋にシャオ・ジャンを応援するファンや「陳情令」のファンから不満の声が上がっている。だが、「陳情令」が原作はBL小説、ドラマはブロマンス作品のため、「正統派」を好む主催側の意向で外されたのではないかとの声も。また、「中国電視金鷹奨」では同じくヒットした「Go!Go!シンデレラは片想い」「霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~」といった作品も選ばれていないことから、シャオ・ジャンのトラブルとは関係が薄いとの見方もされている。(Mathilda

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