Record China 2014年1月23日(木) 16時10分
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23日、海外網は日本新華僑報の蒋豊編集長の「安倍首相の『握手ショー』では日韓の雪解けは難しい」と題するコラムを掲載した。資料写真。
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2014年1月23日、海外網は日本新華僑報の蒋豊(ジアン・フォン)編集長の「安倍首相の握手ショーでは日韓の雪解けは難しい」と題するコラムを掲載した。
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蒋編集長はコラムの中で、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)に出席中の安倍首相が、場内にいた韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相や大統領側近と握手を交わしたことについて、これが日韓関係の雪解けにつながる可能性は低いと指摘。その理由を3つ挙げた。
1つ目は、安倍首相に誠意がないこと。握手は“ショー”であり、この種のパフォーマンスは外交の舞台ではよく行われることだ。安倍首相がわざわざダボス会議の場を選んで握手をしたことは、事前に周到に計画されていたことの表れである。世界世論の主導権を握ろうとする外交パフォーマンスの1つに過ぎない。
2つ目は、日韓の問題は山のようにあり、一足飛びに解決できるものではないこと。日韓には現在、「領土問題」「歴史認識問題」「政治と国際関係問題」の3つの大きな問題が存在する。特に国際関係では、米国は日韓との3カ国同盟の重要性を強調しつつ、実際は日韓が過度に接近することで、自らの東アジアでの影響力が落ちることを懸念している。
3つ目は、良好な中韓関係である。北朝鮮の核の脅威に対する日本の抑止力はますます小さくなっている。仮に力を発揮できるとしても、それは“戦”の面からである。一方、中国は依然として北朝鮮に大きな影響力を持っており、その出発点は“和”である。これは“戦”と比べて、より韓国の利益に合致する。そのため、中韓は北朝鮮の核問題で緊密な関係を作り、結果として日本の重要性を低くしている。
安倍首相は「朴大統領と握手できなかったのは残念だ」と述べたが、自身の行いを改めない限り、この“残念”はいつまでも続き、日韓関係の雪解けの望みはかなわないだろう。(翻訳・編集/北田)
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2014/1/23
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