振込情報を誤送信の当時局長、規律違反の疑いで捜査されることに―中国メディア

Record China    2020年7月21日(火) 15時20分

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20日、中国紙・新聞晨報は、銀行振込の情報を誤送信した城管局の局長経験者が規律違反の疑いで捜査されていると伝えた。

2020年7月20日、中国紙・新聞晨報は、湖南省邵陽市新邵県の城市管理行政執法局長を務めた李紅衛(リー・ホンウエイ)氏が、規律と法律に違反した疑いで紀律調査と監察審査を受けていると伝えた。

きっかけは、19年3月18日に当時局長の李氏が30万元(約450万円)を親戚の銀行口座へ振り込んだ際、銀行からの確認メールをスクリーンショットした画像を誤って職場のグループチャットに送信したこと。この画像から、李氏の銀行口座には振込前の時点で56万元(約860万円)以上の残高があったことが分かる。

記者からの問いに対し李氏は、「口座のお金はすべて合法的な給与収入で、親戚間の正常なお金の工面だ。私のプライバシーを暴露した人に責任を追及する」と回答していたという。

「城管之家」というグループチャットには177人が参加しており、30万元は2回に分けて振り込まれていたそうだ。

李氏は誤送信した数分後に、「誤送信した」とグループチャットに投稿。しかしこれに誰も反応せず、1人だけ笑顔の絵文字で返信していた。関係者によると、李氏は今年6月18日午前に邵陽市規律委員会の関係者によって連行され、その後は職場に姿を現していない。

記事は李氏の略歴も紹介しており、具体的な日付けに関する説明はないが、「19年3月から局長の職に就いていない」としている。(翻訳・編集/山中)

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