ベランダに植物茂るマンションが登場、都市で田舎暮らしの夢実現―四川省成都市

人民網日本語版    2020年7月21日(火) 21時10分

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四川省成都市新都区のあるマンションの住人は三方を緑に囲まれたベランダ庭を擁し、そのベランダはまるで「路地」のような庭になっている。

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四川省成都市新都区のあるマンションの住人は三方を緑に囲まれたベランダ庭を擁し、そのベランダはまるで「路地」のような庭になっており、そこには様々な植物が栽培され、まるでマンション全体が「森林」の中にあるような感覚に襲われる。住人は家庭菜園を作り、「田舎暮らし」を楽しむことができる。20種類以上の植物がベランダで栽培されているそのマンションは、「垂直森林」のようだ。

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この独特な団地には30階建てのマンションが8棟建てられており、各階が緑の植物に覆われていて、「夏」らしい景色が広がっている。よく見てみると、高木、低木のほか、キヅタ、モクセイ、サクラなどが栽培されている。

同団地のデペロッパー関係者によると、マンション8棟の壁の垂直緑化、ベランダの立体緑化の面積は合わせて2万7200平方メートル。団地の緑化面積は3万3900平方メートルで、緑化率は160%に達し、建物の「敷地面積占有は0」を実現している。

団地のプロパティマネジメントのスタッフによると、同団地は昨年9月に住民への引き渡しが始まったものの、既に入居している住民はまだ少なく、ほとんどが内装工事の段階だ。

今年5月に入居した男性の孫さんは、2018年に同団地の160平方メートルの一室を購入した。このマンションを選んだのは、広々とした庭が付いていることが大きな理由という。

孫さんのベランダの庭は56平方メートルで、植物のほか、小さな池もある。「庭でお茶を飲みながら、おしゃべりをするのはとても快適。庭は北向きなので、夏でも涼しく過ごせる」と孫さん。

植物の水やりについて、孫さんは、「各庭に自動水やり設備がついている」と説明する。

このような「垂直森林」となっている団地について、孫さんは、「素晴らしい。でも、5年後にどうなっているかを見て、最終的な結論をくだしたい」とした。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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