人工降雨ロケット、発射準備OK―重慶市

Record China    2007年5月24日(木) 13時28分

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2007年5月22日、重慶市気象局内に配備された人工降雨ロケットがメディアに公開された。雨雲の中に薬剤を撃ち込み、雲に含まれる水滴を地上に降らせる仕組み。

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2007年5月22日、重慶市気象局内に配備された人工降雨ロケットがメディアに公開された。人工降雨ロケットとは発達した雨雲の中に薬剤を撃ち込み、雲に含まれる水滴を氷結させ、できた氷の粒を細かく砕いて雨に変え、地上に降らせる仕組み。長年干ばつに苦しむ同市は市内3か所に発射台を設置、降雨量の増加に期待を寄せる。

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「24時間体制で雲の発生を監視しています。雲が現れたらいつでも発射できます」と話すのは同局の李局長。すでに砲弾400発とロケット60基を購入し、万全の体制を整えた。ロケットは空に向けて発射台に配備済みで、後は雲の到来を待つのみ。***

人工降雨ロケットは干ばつ被害の多い中国で期待されている方法だが、問題は雲を雨にすることはできても、雲が発生しないところに雨を降らせることができない点だ。それでも手をこまねいているわけにはいかないほど、干ばつは深刻なのだ。(翻訳編集・WF)

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