Record China 2020年7月25日(土) 12時0分
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中国の女優リウ・イーフェイが主演のディズニー映画「ムーラン」が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で公開の無期限延期を発表。ネット上ではリウ・イーフェイの言動に反感を抱く人から喜びの声も上がっている。
中国の女優リウ・イーフェイ(劉亦菲)が主演のディズニー実写版映画「ムーラン」が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、4回目の公開日変更を発表。ネット上では、リウ・イーフェイの言動に反感を抱く人から喜びの声も上がっている。
1998年公開のアニメ映画を実写化した「ムーラン」は、重病の父に代わり男装して戦場に行き、異民族と戦う少女・ムーラン(花木蘭)の愛と活躍を描く物語。リウ・イーフェイのほか、ジェット・リー(李連杰)やドニー・イェン(甄子丹)、コン・リー(鞏俐)といった中華圏のスターの豪華共演も注目されている。
米ウォルト・ディズニーが23日、8月21日に全米公開を予定していた「ムーラン」について、無期限延期を発表した。これは、新型コロナウイルスの感染拡大によって、映画業界が正常な運営を行う見通しが立たない状況にあるため。なお、もともと3月に全米公開を予定していたが、その後は5月・7月・8月へと3回の変更を発表した後、これで4回目の決定となっている。
「ムーラン」についてはリウ・イーフェイが昨年8月、香港で民主化を求める抗議活動が続く中、乱暴な手段でデモ鎮圧を行う香港警察をSNS上で支持。なお、リウ・イーフェイ自身はアメリカ国籍であるため、「自分は自由を謳歌(おうか)しながら、他人には不自由を強いる」と人々の怒りを買い、映画ボイコットを叫ぶ声が香港から世界各国に広まった。
また今月初めには、香港で「国家安全維持法」が施行されたことを受けて、韓国の大学生たちがソウル市内にあるウォルト・ディズニー韓国本部前に集結。映画のボイコットを叫ぶ抗議活動を行っていた。
こういった背景を持つことから、今回の公開無期限延期についてリウ・イーフェイに反感を抱く人々からは、「これは素晴らしい朗報だ」「このまま消え去ってほしい」「言葉は悪いが因果応報ではないだろうか」「リウ・イーフェイが不運を招いた」などといった声が集まっている。(Mathilda)
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