2014年1月24日、7日間の大型連休となる中国の旧正月シーズンまで1週間をきり、米国各地では中国人観光客の争奪戦が始まった。米華字メディア・僑報が伝えた。

【その他の写真】

この時期、押し合いへし合いの帰省ラッシュを避け、海外で休暇を過ごす中国人富裕層は少なくない。中国人にとって米国は人気の旅行先の一つで、米商務省統計によれば12年に米国を訪れた中国人観光客は150万人、消費額は88億ドル（約9000億円）にのぼった。20年にはこの4倍になるとみられている。

ある調査によれば、今年海外旅行を計画している中国人のうち、29％が米国を旅行先に選んでいる。うち46％はカリフォルニア、31％はニューヨークを目的地としているが、ボストンも人気。ニューヨークを旅行先に選んだ中国人観光客の多くは、高級店が立ち並ぶ5番街でのショッピングをはじめ、高級ホテルでの宿泊や大型ショッピングセンターでの買い物を目的としている。（翻訳・編集/YM）