Record China 2020年7月27日(月) 12時40分
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26日、韓国メディア・ソウル経済によると、韓国の植物園が、慰安婦像の前で土下座する安倍晋三首相の像を8月に一般公開すると発表し、物議を醸している。写真は韓国自生植物園のホームページ。
2020年7月26日、韓国メディア・ソウル経済によると、韓国の植物園が、慰安婦像の前で土下座する安倍晋三首相の像を8月に一般公開すると発表し、物議を醸している。
記事によると、韓国自生植物園は25日、江原道五台山の麓に造成した「永遠の贖罪像」を8月10日に一般公開すると発表した。像は、椅子に座っている高さ1.5メートルの慰安婦像の前に、身長1.8メートルの安倍晋三首相が跪いて謝罪する姿が表現されているという。
像を制作した作家のワン・グァンヒョンさんは「元慰安婦のおばあさんたちが当然受けるべき謝罪を作品で表現することで民族精神を高揚させたかった。日本に対しては心からの謝罪と新しい日本に生まれ変わることを願うため制作した」と話している。また「国内外で慰安婦像が批判されたり破損されたりしている実態を見て、単純に立場を表現するのではなく贖罪の対象を確実に形象化する必要があると考えた」と説明したという。
しかし、これを知った韓国のネットユーザーからは賛否の声が上がっている。
賛成派からは「傑作の誕生だ」「アイデアがいい」「破損されないようしっかり管理してほしい」「地方ではなくソウルの日本大使館前に設置するべき」「こんなに素晴らしい芸術品は久々に見た」などの声が上がっている。
一方で反対派の声も多く、「一国の首相が謝罪する姿を表現するのは外交的欠礼に当たる」「日韓関係にマイナスの影響を及ぼす」「個人の作品だけど外交的負担が大きい」「いくら憎い相手でも、こんな風に人格を冒瀆(ぼうとく)するのは違う。反対の立場ならどう思う?」などの懸念が寄せられている。
韓国自生植物園は火災により2012年から休園していたが、今年6月6日に再開園した。ホームページは現在も更新中となっている。(翻訳・編集/堂本)
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