「KILLERS キラーズ」会見、日本・インドネシア初合作映画=北村一輝「刺激的だった」

Record China    2014年1月27日(月) 12時31分

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24日、日本とインドネシアの初合作映画「KILLERS キラーズ」の公開を控え、主演の北村一輝、高梨臨、ティモ・ジャヤント監督が東京都内で記者会見した。作品写真:(C) 2013 NIKKATSU/Guerilla Merah Films

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2014年1月24日、日本とインドネシアの初合作映画「KILLERS キラーズ」の公開を控え、主演の北村一輝、高梨臨、ティモ・ジャヤント監督が東京都内の日本外国特派員協会で記者会見した。北村は「海外での演出は刺激的だった」と語った。

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「KILLERS キラーズ」は東京、ジャカルタが舞台のホラー作品。残忍な猟奇的殺人犯・野村(北村)と、実直なインドネシア人ジャーナリストのバユ(オカ・アンタラ)が主人公。野村がインターネットに投稿した残虐な動画を通じ、バユの内に眠る暴力衝動を覚醒させ、二人が衝突に至る過程を描く。ティモ・ジャヤント、キモ・スタンボエル両監督からなる「モー・ブラザーズ」がメガホンを取った。

まずは北村が「私は殺人鬼ではございません(笑)」と切り出して笑いを誘い、高梨は「日本とインドネシアの合作映画に参加できてうれしい」とあいさつした。

出演の経緯と現地での撮影について、北村は「海外の演出を受けることは刺激的だった。(残虐性の高い)脚本を理解するのは難しく、監督に『この映画で何をしたいのか』を聞いてから出演を決めた」と話した。

日本で1カ月撮影した後、北村はジャカルタを初訪問。「まずびっくりしたのは渋滞。日本に比べてスタッフが若く、撮影スピードも3倍ぐらいだった。日本は製作の体制が固まっているが、インドネシアでは観る人が一番面白いように、自由な発想でどんな形でも作ろうとする。勉強させてもらった」と振り返った。

また、ティモ監督は「人間はそもそも暴力に頼っているのではないか。脚本執筆中に子供が生まれ、自分を取り巻く環境に敏感になった」と説明。「(社会に)暴力があふれている。報道を見ても悲劇や惨事が多く、鬱屈を感じていた」と話していた。(文/遠海安)

「KILLERS キラーズ」(2013年、日本・インドネシア)

監督:モー・ブラザーズ(ティモ・ジャヤント、キモ・スタンボエル)

出演:北村一輝、オカ・アンタラ、高梨臨 、ルナ・マヤ、黒川芽以、でんでん、レイ・サヘタピー

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