占いじゃありません代書屋です―福建省アモイ市

Record China    2007年5月25日(金) 7時30分

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福建省アモイ市には、「最後の代書人」と呼ばれる老人がいる。今でもかつてと変わらず、道ばたに机一つの小さな店を出している。

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有名な落語「代書」で知られるように、かつては読み書きの出来ない人のために、手紙を読んだり書いたりする「代書屋」という職業があった。今ではインターネットの普及で、代書屋どころか手紙を書く人すら減りつつあると言われている。そんな中、福建省アモイ市には、「最後の代書人」と呼ばれる老人がいる。

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老人の名は、チャン学希(チャン・シュエシー)。今年で80歳になるという。1960年代から代書屋を始め、もう40年もこの仕事を続けている。水曜日と日曜日以外、週に5日、チャンさんは午後2時半に開元路の道路脇に小さな店を出す。つるされた黒い傘が店の目印だ。***

チャンさんが代書する分野は幅広い。手紙はもちろんのこと、契約書・企画書といったビジネス文書。はては英語の手紙まで書くという。代書の代金は客の言い値に任せる。だいたいは3から5元(約45から75円)だという。客の言い値に文句はつけない。それがチャンさんの誇りだという。客が多ければ忙しく働き、客がいなければ暇そうに新聞を読む。「こういう暮らしも静かで悪くない」とチャンさんは話した。(翻訳/編集・KT)

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