Record China 2020年7月29日(水) 13時20分
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28日、韓国・ニューシスなどは、台湾初の慰安婦記念館が閉館することについて報じた。写真は「おばあちゃんの家-平和と女性人権館」Facebookより。
2020年7月28日、韓国・ニューシスなどは、台湾初の慰安婦記念館が閉館することについて報じた。
記事によると、慰安婦記念館「おばあちゃんの家-平和と女性人権館」を運営する台湾の女性人権団体「婦女救援基金会」は同記念館を今年11月に閉館すると発表した。支援金と入場料収入の減少による運営資金不足が原因とされている。
同記念館は2016年に開館。台湾の慰安婦関連の写真や資料、映像などが展示されている。
婦女救援基金会側は「慰安婦博物館が永久に閉鎖されるのではなく、テナント契約が延長できなかったことによる臨時閉鎖」とし、「再開するための場所を探している」と明らかにした。また「慰安婦の関連資料が永久的に展示することができるよう、政府当局がスペースを提供してくれることを願う」とも呼び掛けているという。
記事は「台湾には1000~2000人ほどの旧日本軍慰安婦被害者がおり、生存者は2人だ」と説明している。
これを受け、韓国のネット上では「こういうところにこそ政府が積極的に支援して維持できるようにすべき」「政府の資金で運営すべき。お金をとったら誰も来ないよ」と指摘する声が上がっている。
また、「台湾の人の多くは日本が経済を発展させてくれたからありがたいと考えている。だから慰安婦問題は言及すらされないのだろう」「台湾は親日だから、政府が別途支援はしてくれなさそう」「他の国際的な利害関係があるのだろう」「日本のロビーがあったのかも」などと推測する声も。
その他、「慰安婦問題をここまで騒ぎ立てるのは韓国しかない」「韓国は(慰安婦)支援団体のおかげで頑張っているけど、台湾の人たちは自ら歴史を守る努力を放棄したのかな?」などのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/松村)
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