金正恩氏の実母、日本生まれでルーツは済州島=北朝鮮が「漢拏山の血筋」を新たに主張か―韓国メディア

Record China    2014年1月29日(水) 6時10分

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28日、北朝鮮が金正恩第1書記ファミリーを表す「白頭の血統」と母方の「漢拏山の血筋」を結合させた「白頭―漢拏」革命血統を主張する可能性がある。写真は済州島。

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2014年1月28日、韓国・朝鮮日報(中国語電子版)によると、北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)第1書記ファミリーを表す「白頭の血統」と母方の「漢拏山の血筋」を結合させた「白頭―漢拏」革命血統を主張する可能性がある。

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記事によると、金第1書記の実母である故・高英姫(コ・ヨンヒ)氏は、1952年6月26日に大阪市生野区のコリアタウンに近い鶴橋で生まれた。出生当時の名前は高姫勲(コ・ヒフン)。北朝鮮に渡ってからは、一時コ・ヨンジャという名前を使い、その後、日本風の名前を捨てて高英姫に改名した。

高英姫氏の父・高京沢(コ・ギョンテク)氏は1929年に済州島から大阪に渡り、英姫氏らをもうけた。

記事では、金第1書記の母・高英姫氏のルーツが済州島にあること、さらに済州島は「4.3事件」の舞台でもあることから、母方の血筋を同島にある山の名前を取り「漢拏山の血筋」と命名。金氏一家を指す「白頭の血統」と結合させた「白頭―漢拏」革命血統を主張する可能性があると伝えた。

高京沢氏は62年10月21日、家族を連れて第99次北送船に乗り、北朝鮮へ渡った。高英姫氏は71年から万寿台芸術団で舞踊家として活動していたが、金正日(キム・ジョンイル)総書記に見初められ、同居生活を始めた。その後、正哲(ジョンチョル)氏、正恩氏、汝貞(ヨジョン)氏の2男1女をもうけた。北朝鮮では2002年から高英姫氏を「平壌の母」と呼び、偶像化が進んだが、04年5月24日に乳がんのためフランスで死去した。(翻訳・編集/NY)

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