2014年1月29日、深セン晩報は、「中国人はなぜ団体競技に向いていないのか？」と題する記事を掲載した。

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先ごろ、体壇周報の取材に応じた元NBAプレーヤーの姚明（ヤオ・ミン）氏は、中国スポーツが団体競技に弱い理由は一人っ子政策にあると指摘した。

姚氏は、「子どもには兄弟が必要。一人っ子政策の中で育ったわれわれは、他人と分かち合う必要がないため自分の性格を形作ることができなかった。これは団体競技で大きなマイナスとなる。チームメートを信じ、団結することが必要だが、一人っ子には難しい」とした上で、「団体競技ではチームメートとのコンビネーションや、良い指導者、自己を犠牲にするプレーが必要だ。個人競技を否定するわけではないが、1人では学べない要素が必要になる」と述べた。

また、「スポーツの成功には楽しむことが大事。楽しみがなければ優勝はできない。われわれは現在、楽しみではなく金メダル獲得に意識を置き過ぎている」とした。（翻訳・編集/北田）