CRI online 2020年8月3日(月) 16時55分
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今年上半期の中国のGDPトップ10都市が発表されました。上海、北京、深セン、重慶、広州、蘇州、成都、杭州、南京、天津の順となっています。
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今年上半期の中国のGDPトップ10都市が発表されました。上海、北京、深セン、重慶、広州、蘇州、成都、杭州、南京、天津の順となっています。新型コロナの試練を経て、今年上半期の都市ランキングは例年と比べて大きな変化を見せています。重慶が広州に代わってトップ4に入ったほか、南京が初めてトップ10入りし天津を抜いて9位となりました。
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この変化を理解するのは難しくありません。内陸の都市である重慶は、感染症が中国の対外貿易に比較的大きな影響を与える中、その優位性がはっきりと目立ち始めました。一方、南京は近年、「イノベーション都市」構築に全力を注いでいます。上半期に新たに企業1204社をインキュベーションし、経済発展に原動力を加えました。
注目すべきなのは、近年GDPトップ10入りした都市のリストを詳しく整理すると、共通の特徴があることが分かります。それは新興産業が非常に活発であるということです。上半期の主要経済指標がV字型の逆転を実現した重慶は、デジタル経済の付加価値の伸び率が10%を超えました。北京は、デジタル経済やインターネット関連産業の研究開発投資によって、ハイテクサービス業の投資が24%増加しました。上海は、経済活動促進イベント「五五購物節(55 ショッピング・フェスティバル)」によって、5月と6月の消費成長率がマイナスからプラスに転じました。
また、経済と社会の発展が新しい段階に入るに伴い、社会ガバナンスの能力も都市の競争力の一つとなっています。新型コロナの予防・抑制がうまくいった都市は、経済回復が比較的早い都市でもあることが分かります。新時代に入り、GDPの長期的成長を実現できたのは、都市のガバナンス能力や経済のイノベーション、国民生活の福祉の向上に力を入れている都市です。これは、今日の都市発展に新たな考え方を提供できるかもしれません。(提供/CRI)
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