Record China 2020年8月6日(木) 6時0分
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動画共有アプリ、TikTokに対する米国の厳しい姿勢について、グーグル中国代表を務めたことのある李開復氏が「グーグルの状況とは比べることができず、それ以上に理解しがたい」との声を上げた。写真は李氏。
中国企業が運営する人気動画共有アプリ、TikTok(ティックトック)に対する米国の厳しい姿勢について、検索大手グーグルで中国代表を務めたことのある李開復(リー・カイフー)氏が4日、「グーグルの状況とは比べることができず、それ以上に理解しがたい」との声を上げた。中国・財視伝媒などが4日付で伝えた。
李氏は、「市場進出を希望する海外のネット企業がどのように法や規則に合致すべきかという点について中国の説明は非常に明確だ」と述べ、順守を受け入れる企業は進出を申請できると指摘。「当時、グーグルもこうやって(中国市場に)進出した」とした上で、「受け入れを望まなくった時にグーグルは撤退を決めた」と説明した。そして米国によるTikTokの扱いについては、「何をすれば運営を継続できるかが提示されていない。糾弾についてのいかなる証拠も示していない」とし、「グーグルの状況とは比べることができない。それ以上に理解に苦しむ」と訴えた。
記事によると、李氏はグーグル大中華区の総裁を務め、2009年9月に同社を正式に去った3日後に新会社「創新工場」の設立を宣言。グーグルは10年3月に中国本土からの検索事業撤退を発表した。(翻訳・編集/野谷)
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