橋のど真ん中に立ち退き拒否の家、見物に訪れる人が後を絶たず―中国

Record China    2020年8月8日(土) 9時30分

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5日、新浪新聞の微博アカウント・頭条新聞は、新規開通した橋に立ち退き拒否の家が残されたままになっていると伝えた。

2020年8月5日、新浪新聞の微博(ウェイボー)アカウント・頭条新聞は、中国広東省広州市で新規開通した橋に立ち退き拒否の家が残されたままになっていると伝えた。

記事によると、3日に広東省広州市で海珠涌大橋が開通した。全長400メートルの片側2車線だが、橋の途中に家が一軒残されたままになっている。道路はこの家を避けるように2股に分かれて作られており、空から見るとちょうど目の形に似ていることから、中国のネット上では「海珠の目」と呼ばれているという。

物珍しさから市民がひっきりなしに見物に訪れているそうで、頭条新聞が掲載した動画には橋の上からのぞく人や、家の敷地近くまで入って見る人の様子が映っている。

この家の住民は、「準備された立ち退き者用住宅の位置が遺体安置室の隣だったので受け入れることができず、立ち退いていない」と説明しているが、ネットユーザーからは「普通、遺体安置室は病院の中にあるもの。居住区にあるわけがない」「わざわざそんなうそをつかなくてもいいのに」など、家主の主張を疑うコメントが寄せられた。

また、「立ち退き拒否は普通、立ち退き料が少ないことへの不満から。こんな環境が好きな人は誰もいないと思う」「欲張るから貧しくなるんだ」との意見や、「家主が後悔してないなら別にいいんじゃない?」というユーザーもいた。(翻訳・編集/山中)

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