<春節>中国人観光客戻る、銀座など大賑わい=「尖閣・靖国」吹き飛ばす?―期間中5万人が訪日

Record China    2014年1月31日(金) 17時4分

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31日は中国の旧正月「春節」初日、東京・銀座では次々に到着する観光バスから降りた多くの中国人観光客が百貨店やブランドショップに吸い込まれていた。写真は1月31日の銀座風景。

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2014年1月31日は中国の旧正月「春節」初日、東京・銀座では次々に到着する観光バスから降りた多くの中国人観光客が百貨店やブランドショップに吸い込まれていた。

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中国人観光客を扱う旅行会社団体によると、折からの円安・人民元高も追い風となり、約1週間の春節の期間に5万人以上が日本を訪れる予定という。

 

大手百貨店の担当者は「今年の春節には中国人観光客が昨年の3倍以上になると期待しており、売り上げも急増しそう」と胸を膨らまた。春節に毎年、来ているという中国人観光客は、明るい表情で「今回は宝石やハンドバッグを買うつもり」と語っていた。

日本政府観光局によると、中国人観光客1人当たりの消費額は欧米や東南アジアの観光客に比べ2倍以上の11万円以上に達する。特にカメラやパソコンなどの家電は大人気で、春節は日本の関連業者にとっては貴重なかき入れ時となっている。大手ホテルの中には中国人の団体旅行の予約が前年に比べ6割以上も増えたところもあるという。

日本政府観光局は尖閣問題以降に中断していた中国での交通広告を再開、地下鉄のホームやバスの車体で日本への旅行を呼びかけている。「尖閣諸島」「安倍晋三首相の靖国参拝」をめぐる日中間の軋轢にもかかわらず、こうした官民を挙げた取り組みが功を奏していると言えそうだ。(取材・編集/SK)

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