日中韓、お正月料理の相似点とは―韓国メディア

Record China    2014年2月1日(土) 17時22分

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30日、韓国紙・朝鮮日報は正月や旧正月に家族そろって食べる料理が日本と中国、韓国の3カ国でよく似ていると指摘した。写真は中国の湯圓。

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2014年1月30日、韓国紙・朝鮮日報(中国語版サイト)は正月や旧正月に家族そろって食べる料理が日本と中国、韓国の3カ国でよく似ていると指摘した。31日付で参考消息(電子版)が伝えた。

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今年は1月31日が旧正月の元旦だ。韓国や中国は旧正月を祝う。中国では正月料理に「湯圓(タンユエン)」と呼ばれる餅入りスープを食べる。韓国でも正月にはトック(餅)を入れたスープを食べる。日本人が正月に食べる雑煮も餅入りだ。日中韓の正月料理は「餅入り」という点でよく似ている。同時に餅入りスープを家族全員で食べることで、新しい一年を迎えるという認識も3カ国共通だ。

韓国では主食が米飯になったのは高麗(918〜1392年)以降のことであり、それ以前は餅が主食だった。当時の人々は村単位で集団生活を送り、全員で生産し、収穫を分け、一緒に餅を食べた。ご先祖や神様へのお供えも餅だった。

餅は乾燥すると長期保存が可能だが、そのままでは固すぎて食べられない。そこでスープに入れて柔らかくする調理法が主流となった。長い歴史のなかで、餅入りスープは家族そろって食べる正月料理に変化していったのだが、韓国と同じ農耕民族である日本や中国にも同じような歴史的背景があると思われる。(翻訳・編集/本郷)

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