2014年1月30日、韓国紙・朝鮮日報は、韓国企業が中国人向けの縁起担ぎで旧正月商戦に備えていると報じた。31日、参考消息網が伝えた。

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1月31日は旧正月の元旦。この正月休みを利用して海外旅行に出かける中国人も少なくない。中国人観光客のお財布を狙って韓国のショップもあの手この手の作戦を展開しているが、その一つが縁起担ぎだ。

中国では「八」が縁起のいい数字。ある化粧品メーカーはアンチエイジングの化粧品の容量を通常の77ミリリットルから88ミリリットルに変更。それでも値段は据え置いて縁起の良さとお得感をアピールした。

ロッテ百貨店では8万ウォン（約7600円）以上買い物した中国人観光客から抽選で8人を選び、総額5000万ウォン（約473万円）の豪華賞品をプレゼントするキャンペーンを実施している。また中国のクレジットカード、銀聯カードを使った観光客のうち888人に炊飯器や粉末朝鮮人参などのプレゼントが贈られた。また新世界百貨店では中国人観光客に人気の88ブランドの商品のバーゲンを実施した。

韓国文化観光研究院の調査によると、韓国を訪問する中国人観光客の最大の目的はショッピング。昨年の旧正月期間には、中国本土、香港など大中華圏からきた観光客は2000億ウォン（約189億円）を消費したという。（翻訳・編集/KT）