2014年1月31日、ウォールストリート見聞は記事「トイレットペーパーが教える世界人口トレンド」を掲載した。

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昨年9月、「日本ではまもなく成人用オムツの販売量が子ども用オムツを超える」とのニュースが衝撃をもって報じられた。だが問題は日本だけではない。今後の売れ筋衛生商品が子ども用オムツなのか、成人用オムツなのか、それともトイレットペーパーなのかを調べるだけで、対象地域の人口トレンドを知ることができる。

マーケット調査企業Euromonitorが未来の売れ筋用品で色分けした世界地図を発表している。中国やインド、東南アジアなど若い国では子ども用オムツがトップの売れ筋商品。一方、日本やフランス、英国、スペインなどでは成人用オムツの売れ行きが上回るとみられている。

そして米国やカナダ、ブラジル、南アフリカなどの国々ではトップの売れ筋となるのがトイレットペーパーだという。興味深いのはイランやパキスタンなどイスラム国家では今後、女性用衛生商品が急成長すると見込まれている。（翻訳・編集/KT）