Record China 2020年8月11日(火) 17時20分
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10日、韓国・アジア経済によると、元徴用工訴訟などで日韓関係が悪化の一途をたどる中、韓国ドラマ「愛の不時着」をはじめとする韓国ドラマが、日本で高い人気を集めている。写真は「愛の不時着」。
2020年8月10日、韓国・アジア経済によると、元徴用工訴訟などで日韓関係が悪化の一途をたどる中、韓国ドラマ「愛の不時着」をはじめとする韓国ドラマが、日本で高い人気を集めている。
動画配信サービス「ネットフリックス」によると、今月4日時点での日本の視聴者の総合順位は、1位が韓国ドラマ「サイコだけど大丈夫」、2位が「愛の不時着」だった。10日現在、「愛の不時着」は2位で変わらず、韓国ドラマ「梨泰院(イテウォン)クラス」が5位に浮上した。
日韓が対立している現在の状況下にあっても、韓流コンテンツは日本においてゆるぎない一定の愛好家層を形成している。新型コロナウイルスの感染拡大により、自宅で過ごす時間が増えたことも、韓流ブームの勢いを強めたと見られる。
日本の各メディアも韓国のドラマを取り上げており、朝日新聞系の週刊誌「AERA」は「愛の不時着」の主人公であるヒョンビンが過去に出演した作品「私の名前はキム・サムスン」「シークレット・ガーデン」などを取り上げ特集を組んだ。6月にヒョンビンは「週刊朝日」の表紙も飾っており、朝日新聞は7月以降、「愛の不時着」に関する記事やコラムを複数回にわたって掲載した。
日本経済新聞は9日に、「愛の不時着」と「梨泰院クラス」のテーマになった「分断」と「復讐」が、文在寅(ムン・ジェイン)政権の最近の動きと似通っている点を取り上げ、日韓関係を分析する論説記事を掲載した。
また、毎日新聞の山田孝男特別編集委員は、10日付のコラムで、7月中旬に茂木敏充外相に「愛の不時着」を見たかを尋ねたところ「全部見た」と言われたことを紹介している。
このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「日本の外相も『愛の不時着』を見たとは驚きだ」「互いの文化を好きになることは良いことだ」「日本に再び韓流ブームが巻き起こるといい」「日本で韓国のドラマが認知されることは誇らしいこと」「『愛の不時着』が日本で人気があるんだなあ。私の彼女も好きなドラマだと言っていた」「今後、韓国の文化が両国の関係に良い影響を与えるといい」などと、日本での韓国ドラマの人気を肯定的に受け止める声が多く上がっている。(翻訳・編集/関)
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