韓国の天気、日本が予想した方が当たる!?韓国ネット「日本のシステム導入すべき」

Record China    2020年8月12日(水) 13時20分

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11日、韓国・SBSによると、最近SNS上で「日本の気象庁が伝える韓国の天気予報が韓国の予報より正確だ」との話題が持ち上がっている。資料写真。

2020年8月11日、韓国・SBSによると、最近SNS上で「日本の気象庁が伝える韓国の天気予報が韓国の予報より正確だ」との話題が持ち上がっている。

記事は、日本気象協会と韓国の気象庁とで、ソウルの天気予報の精度はどちらが高いか、予測の精度を判断する際に使われる「降水的中率(POD)」と呼ばれる指標を用いて比較した結果を紹介。雪や雨がよく降る1、2月と6、7月の4カ月間、日本気象協会の降水的中率は62%、韓国の気象庁は54%で、日本の方が高かった。7月だけを比較しても日本気象協会は87%で韓国気象庁の73%を上回った。

気象予報の精度は観測データの質や予報官の能力よりも予報モデルの性能が大きく影響するといい、特に中期予報の精度は予報システムの性能が決定的な影響を与えるという。今回、日本気象協会の予測精度が韓国の気象庁よりも高かったことについて、気象の専門家らは日本の予報システムの性能が高いためと見ている。

韓国のネットユーザーからは、「韓国の天気予報は、ほとんどでたらめ」「曇りとの予報を信じて農薬を散布したら、雨が降ってきて、みんな流されてしまったよ」「自分の祖母の天気予測の方がよほど正確な気がする」「4月から新しいシステムを運用したというけれど外れることが多いよ」などと精度に不満の声が上がっている。

その他「日本の予報システムを導入したらどうか?」「気候の変化で予報がだんだん難しくなっているのは間違いない」「気象庁の職員も苦労しているんだなあ。お疲れさま」などといったコメントも寄せられている。

韓国はこれまで天気予報に英国のシステムを使用してきたが、今年4月からは10年間に1000億ウォン(約88億円)をかけて独自に開発した予報システム「KIM」を併用している。「KIM」が安定してくれば予報精度も高まるものと期待される。(翻訳・編集/関)

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