2014年2月3日、韓国メディアは、4月に予定されているオバマ米大統領のアジア歴訪について「日本が3日間の滞在を求めたにもかかわらず、1日のみの予定ですぐ韓国へ向かう」と報じた。中国日報網・環球在線が伝えた。

【その他の写真】

それによると、日本政府高官は2日、安倍晋三首相が靖国神社参拝を強行したことで「オバマ大統領側が日本を公式訪問した場合、国際社会に『米国が日本を支持している』と受け取られかねない」と懸念を表明。日本に続いて韓国を訪問した場合は「日本滞在が縮小される可能性がある」とした。

一方、岸田文雄外相は7日に訪米する。関係者の1人は「靖国参拝で日本は国際的に孤立しており、今回米国に軽視されるようなことになると、今後挽回する機会はない」と指摘。オバマ大統領のアジア歴訪を前に、全力で外交攻勢をかけるとの見方を示した。

岸田外相は訪米中、ケリー国務長官らと会談。靖国参拝強行に否定的な見方を示したバイデン副大統領の接触する可能性もある。（翻訳・編集/AA）