“拝金主義”指摘されたフォン・シャオガン監督、国民的番組で「暴利むさぼった」―中国

Record China    2014年2月4日(火) 15時10分

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3日、旧暦大みそかに放送された国営放送の特別番組「春節晩会」の総合プロデュースを務めたフォン・シャオガン監督について、「暴利をむさぼっている」と清華大学の教授が指摘している。写真はフォン・シャオガン監督。

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2014年2月3日、旧暦大みそかに放送された国営放送の特別番組「春節晩会」の総合プロデュースを務めたフォン・シャオガン(馮小剛)監督について、「暴利をむさぼっている」と清華大学の教授が指摘している。捜狐網が伝えた。

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国営テレビ・中央電視台(CCTV)は、旧暦大みそかに毎年恒例となる特別番組「春節晩会」を放送。7億人以上が視聴するとされる国民的番組だが、今年は中国きってのヒットメーカー、フォン・シャオガン(馮小剛)監督が総合プロデューサーに起用され話題になった。

「フォン監督の力量が十分に発揮できていない」と不評の声も多かった今回の「春節晩会」だが、中国の名門大学・清華大学の教授が「暴利をむさぼっている」という内容の意見書を3日、正式に発表。フォン監督は中国最大のエンタメグループ、華誼兄弟伝媒集団(Huayi Brothers Media Corporation)のパートナーであり大株主だが、「春節晩会」には華誼の所属タレントが多数出演していたと指摘した。司会の1人だった大物俳優チャン・グオリー(張国立)、韓国人俳優イ・ミンホがその代表格となる。

総合プロデュースという肩書きの陰で、華誼に有利になるような人選をぶち込んだだけ、と指摘するこの意見書。数多くの人気タレントを抱える華誼だが、「中国にはたくさんのタレントがいる。人気タレント全員が華誼に所属していると言うのか?それなら証拠を見せてもらいたい」と同教授は指摘している。

さらに同教授は、昨年はフォン監督が海南島の観光業に巨額投資したが、最新作「私人訂製」は現地でロケを行い、観光PRも兼ねていたとしている。“拝金ぶり”を指摘された形のフォン監督だが、現在は旧正月の休暇中であるとし一切のコメントを拒否。監督のスポークスマンは、「事情を把握できておらず、現段階でお答えできることはない」としている。(翻訳・編集/Mathilda

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