タイの総選挙、南部大多数の県で投票実施せず=インラック氏「民主的な問題解決の第1歩」―タイメディア

Record China    2014年2月4日(火) 19時36分

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2日、物議を醸したタイの総選挙が終了した。しかし、問題を抱えている県がいくつかあり、選挙管理委員会が正式な選挙結果を公表するにはまだしばらく時間がかかる模様。写真は投票日でもまだ続くタイのデモ。

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2014年2月2日、物議を醸したタイの総選挙が終了した。同日のバンコクポストによれば、2日午後3時(現地時間)に投票は終了したが、問題を抱えている県がいくつかあり、選挙管理委員会が正式な選挙結果を公表するにはまだしばらく時間がかかる。

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投票所での開票は終了したが、期日前投票の結果がまだ出せず、正式な結果はまだ発表できないと選挙管理委員会委員長のスパチャイソムチャロン氏は述べている。選挙管理委員会は、午後3時の投票終了後、全国に約94カ所ある投票所の89%で投票が実施されたと発表した。ただし、すべての県が選挙に参加できたわけではなく、特に南部の一部都市では投票が実施できなかった。

選挙管理委員会によると、南部14県のうち9県の投票所すべてで投票が取りやめとなった。ソンクラー、トラン、パッタルン、プーケット、スラートターニー、ラノーン、クラビーチュムポーン、パンガーの各県で投票は全く行なわれなかった。これらの地域では候補者がおらず、党リスト、投票用紙もなく、投票所に配置する職員もいなかったという。

バンコクと他の8県 、ナラーティワート、パッタニー、ヤラー、ナコーンシータマラート、サトゥーン、プラチュアップキーリーカーン、ラヨーン、ペップリーの各県では、いくつか、あるいはほとんどの地区で投票所を開けることができた。北部16県、東北の26県を含む59県では問題は見つかっていない。

暫定的に首相を務めるインラック・シナワトラ氏は、投票の終わりに「今回の選挙には満足しており、投票に来られた方や職員には感謝している」と述べた。さらに、今回の選挙は民主的なプロセスを通じて問題を解決するための第1歩であり、暫定政府は選挙の新たなる局面に対応するとも発表した。(提供/Global News Asia・翻訳/編集:YK)

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