韓国の検察、不正会計疑惑めぐり、元慰安婦支援団体代表を取り調べ=ネット「徹底捜査を」

Record China    2020年8月14日(金) 22時20分

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13日、韓国・聯合ニュースによると、元慰安婦支援団体の前理事長の尹美香氏が同日、不正会計疑惑に関する取り調べを受けるため、検察に出頭した。写真は支援団体がソウルの日本大使館前で開いている「水曜集会」。

2020年8月13日、韓国・聯合ニュースによると、元慰安婦支援団体の前理事長の尹美香(ユン・ミヒャン)氏が同日、不正会計疑惑に関する取り調べを受けるため、検察に出頭した。関係者によると、ソウル西部地検は、横領などの疑いで尹氏を捜査するという。

尹氏が出頭したのは検察が一連の捜査に着手して以降、初めてという。

尹氏をめぐっては、自身が長年代表を務めた元慰安婦支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)と前身の「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)の活動において、2018年と19年に個人名義の口座で寄付金の募金を行った疑いが持たれている。また、元慰安婦の憩いの場として設けた建物を相場よりも高く購入した疑いもある。検察は、寄付金の私的流用や建物の購入と売却過程において違法な点がなかったかなどについて調べる方針。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「逮捕して調べるべきだ」「徹底した捜査を望む」「検察の捜査に期待する」などといった声が上がっている。

尹氏は4月の総選挙において比例代表で出馬し当選。現在、現職の国会議員であり、「疑惑があるのだから議員資格をはく奪すべきだ」とのコメントも。

その他「法の下に万人は平等だ」「(疑惑が事実なら)純粋な心で寄付をした人たちを欺いたことになる」「捜査は順調に進むだろうか?」「3カ月も経ってようやく尹氏の捜査?証拠を隠滅している可能性がある」などといった声が上がっている。

検察は、5月に複数の市民団体が正義連の不正会計疑惑などをについて尹氏らを告発したことを受け、同月中旬から捜査を続けている。(翻訳・編集/関)

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