北魏の遺跡は2000年以上前の前漢時代の長城だった!―内モンゴル自治区

Record China    2014年2月5日(水) 18時28分

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22日、内モンゴル自治区ウランチャブ市内の北魏九十九泉御苑遺跡が考古学調査の結果、前漢時代に造られた長さ46キロの長城であることが判明した。

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2014年1月22日、内モンゴル自治区文物考古研究所の発表によると、同自治区のウランチャブ市内の北魏九十九泉御苑遺跡が、約2000年前の前漢(前206年〜8年)時代に造られた長城であることが判明した。新華社が伝えた。

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この長城の長さは46.585キロで、土壁34.575キロ、石壁9.38キロ。城壁沿いや周辺地域に狼煙(のろし)台46基、砦(とりで)9基がある。さらに、典型的な前漢時代の特徴を備えた陶片や土器、瓦のかけらなどが多数見つかっている。

考古学の専門家によると、この前漢時代の長城は比較的起伏の大きな山の頂や稜線(りょうせん)に沿って築かれており、その目的は匈奴の侵入を防ぐためだった。だが、後漢(25年〜220年)時代に入ると長城建築はストップ。そのまま放置され、今日に至ったという。(翻訳・編集/本郷)

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