Record China 2020年8月18日(火) 16時20分
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17日、韓国・朝鮮日報によると、新型コロナウイルスの集団感染が発生した韓国全土にある宗教団体「サラン第一教会」で、チョン・グァンフン牧師も感染していることが確認された。写真はソウルで開かれた集会。
2020年8月17日、韓国・朝鮮日報によると、新型コロナウイルスの集団感染が発生した韓国全土にある宗教団体「サラン第一教会」で、チョン・グァンフン牧師も感染していることが確認された。
防疫当局の関係者は同日、「チョン牧師が新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受けた」とし、「15日に行われた光復節の集会でチョン牧師に接触した人も隔離をして、検査を受けてもらわなければならない」と述べた。
サラン第一教会をめぐっては、15日にソウル市内で開かれた文在寅(ムン・ジェイン)政権を糾弾する大規模集会にチョン牧師や信者たちが参加。チョン牧師は集会で主導的な役割を果たし、自己隔離の指針に違反したとして批判を受けている。中央事故収集本部は、チョン牧師がソウル市から自己隔離命令を受け、これを認識していたにもかかわらず集会に参加したと説明している。
17日午前0時現在、サラン第一教会関連の新型コロナウイルスの感染者は315人。ソウル市は、同教会の検査対象者4066人のうち3437人の所在を確認し、検査を進めている。
このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「牧師に損害賠償請求すべきだ」「牧師を拘束せよ」「国民はみんな防疫指針を守ろうと努力しているのに」「コロナのせいで大変な思いをしている人がどれほど多いと思っている?」「世の中の牧師がみんな同じだと思われかねない」「クリスチャンとして恥ずかしい」などとチョン牧師への批判の声が多く上がっている。
韓国では、今年2月に南部の大邱(テグ)市で、新興宗教団体「新天地イエス教会」の信者の集団感染が発生した。再び、宗教団体から感染が拡大したことで、「第二の新天地事態」になるのではとの懸念が出ている。(翻訳・編集/関)
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